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  • 2020年3月26日


先日のBlogの内容から、Webサイトの相談をいただく機会が少し増えました。自分のノウハウが役に立つのは、やはり嬉しいものですね。今日はCMSのことについて、少しお話したいと思います。

CMSとは、Contents Management Systemの略で、「コンテンツ管理システム」と呼ばれています。Google Chromeなどのブラウザ上でWebサイトを構築でき、制作後はコンテンツを追加・更新したり、ブログ、お問合せが管理ができたり、今では多くの個人や企業で活用されています。

CMSの代表格としてよく聞かれるのが、「WordPress」ですね。


Webサイトの歴史として、時代は少し遡りますが、1989年、ティム・バーナーズ・リーというイギリス人によってWWW(World Wide Web)が考案されました。当時、作る側は複雑なHTMLタグや専門知識を用い、Webサイト構築をしていました。CMSについては、2010年頃より徐々に増え始め、専門知識がなくても見た目で操作しやすくなった、いわば画期的なチャネルの一つだと思います。私も最初に操作した時は驚きの連続でした。


「さぁ、Webサイトを作ろう!!」と思っても、2020年現在はCMS会社が無数に存在し、どの会社を選んで良いか、迷ってしまいます。 例えば、どこのキャリアで携帯を選ぶ?どの機能がついている、ついていない?など、迷ってしまう気持ちと似ているのでは、と私は思っています。


ここで、参考までに、私が関わらせていただいているいくつかの国のCMSシェアランキングを見てみたいと思います。


< 日本でのCMSシェアランキング >


< ニュージーランドでのCMSシェアランキング>



< アメリカでのCMSシェアランキング >


< 世界中の100万サイトの中からのCMSシェアランキング >

参考文献:BuiltWith (2020年3月25日現在)


国によって若干違いはありますが、WordPressが人気、ということがわかります。 しかしながら、WordPressで以前お仕事をさせていただいた際、メリット・デメリットも感じながら作業をしていました。 その例を少しだけ・・・、


メリット


・レスポンシブ対応(PCやタブレット、携帯、どんな端末でもデザインを自動リサイズしてくれる)

・テーマテンプレートが無数にある

・プラグインが豊富(自分の使いたい機能を拡張できる)

・Webサイト管理者の引継ぎや複数管理が可能

・SEOを取り入れやすい(Webでの集客効果も考えられる)


デメリット


・もともと「プロ用」に作られたツールで、やはり難解な部分も多い(思い通りのレイアウトにするには、やはり一定の知識も必要とされる)

・日本語非対応の場合もある

・バージョン更新の必要性が常にある

・テーマとプラグインの互換性エラーがある

・世界で広く利用されているため、ハッキングの危険性もある


Webサイト制作は、一旦作業をすると大変なことも多いと思いますが、操作は少しずつ慣れ、制作後の作業が徐々に楽になります。迷われているようでしたら、一度気になるCMSを利用してWebサイトを作成されることをオススメします。お金はかかってしまいますが、時間がない方はやはり専門の方にお願いすると、アドバイスも受けながらより良いものもできるのかな、と感じています。


ちなみに私は、英語の勉強も兼ねてと思い、現在PortfolioboxというCMSを利用しています。世界的にみると利用者数は0.1%以下と少なめですが、年間費用が100USドル以下と比較的安く、操作性も良いです。会社名の通り、「ポートフォリオ」として作成されたい場合、こちらもオススメです。

Webサイトに関してお困りの方、またご質問等ございましたら、CONTACT MEまでご連絡お待ちしています。


Nonn



Webサイト?ブログ?ソーシャルメディア(FaceBook, Instagram, Twitterなど)?何を持つのがベスト?とたまに聞かれます。昔はWebサイトしか存在しなかったため、迷いはなかったのですが、ブログ・ソーシャルメディアが登場して以来、今やWebサイトと似たようなことができます。

答えはこれ!というのは特にありません。なぜかというと、それぞれメリット・デメリットがあり、発信したい内容・方法によってツールが異なるからです。

大事なことは、ユーザー(閲覧者)に何をどのように伝えたいか、自分にはどういった発信方法が向いているか、を見据えることです。そうすることによって、自分に必要なツールが必ず見えてきます。これからコンテンツを作りたい方は1つ1つ、着実に作成していくのが良いでしょう。


ここで、それぞれの基本的な特徴をざっと見ていきましょう。

Webサイト

  • 追加した情報は蓄積されていく(ストック型メディア)

  • 検索エンジンにインデックスされる

  • 情報を得るために、能動的に検索する必要がある

  • きちんとしたWebサイトがあることで、信用を生むことができる

  • タイプとしては「パンフレット」

ブログ (Web + Logの略)

  • WebサイトとSNSの中間的な位置(ややWeb寄り)にあり、追加した情報は蓄積されていく(ストック型メディア)

  • 検索エンジンにインデックスされる

  • 記事をバックナンバーとしてストックできる

  • 分類分けして整理することができる

  • タイプとしては「週刊誌」

ソーシャルメディア

  • 投稿は時系列で表示され新しいものは上に、古いものは下に流れていく(フロー型メディア)

  • 人と人との交流を構築していく場所 = 同じような趣味・趣向を持った方々が簡単に情報交換ができる

  • タイムラインに次々と新しい投稿が流れ、受動的に情報を受けることができる

  • 検索エンジンにインデックスされない場合が多い

  • タイプとしては「テレビ」もしくは「新聞」(拡散力は強い)



Webサイトもブログもソーシャルメディアも、個人・企業にとってブランディングの役割を果たしており、情報発信することでユーザー(閲覧者)を誘導できるツールとなっています。最近では用途に合わせて複数のサイトやコンテンツを管理している方もたくさんいます。それらをうまく使うことによって効果は増大すると考えられます。

「作って終わり」ではなく、「作ってからが始まり」です。作成後も追加・更新作業は常に心がけ、生き生きとしたコンテンツを育てる気持ちで、コツコツと続けることを意識していきましょう。

ご質問等ありましたらコメント欄、もしくはCONTACT MEまでよろしくお願いいたします。


Nonn



  • 2020年2月19日

こんにちは。Nonnです。

母が昔、東京・湯島にて版下作成の事務所を経営していた影響で、幼少の頃からコンピューターに触る機会が何かと多い家庭で育ちました。その後外資系企業を中心にDTPオペレーター・一般事務・PCヘルプデスク・マーケティング・PCキッズクラス講師を経て、グラフィックデザインやWebサイトデザインに関わるお仕事を含め、通年で30年以上PC関連に携わらせていただいています。自分には足りないと思っていた英語力やPC力も、当時の会社を思い切って退職し、ヨーロッパ・アジア・オセアニアにトータル約3年間滞在、NZではComputing SystemのCertificateを取得しました。その後の子育て等で、時間的制約はありましたが、有難いことにご縁もありまして、レスポンシブ対応のWeb構築やデジタルデザイン制作をコツコツと続けることができました。お客様あっての自分があり、できる限りリクエストにお応えしたい。それが私のパワーの源となっています。

常に思うのは、デジタルの世界の動きは早く、改善・進化されているということ。

移ろいやすい世界ではあり、私も決して完璧ではないですが、役に立てる情報やtipsをここで皆さんと共有できればと思います。

印刷物制作・Webサイトのデザイン構築につきましてはCONTACT MEまで、ご連絡お待ちしています。


よろしくお願いいたします。

北岡 信子




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