top of page

Mac OS Catalinaへのアップグレード

  • 執筆者の写真: Nobuko Kitaoka
    Nobuko Kitaoka
  • 2020年5月27日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年1月10日

先日、日本では緊急事態宣言の全面解除が表明されました。とはいえ、今後のウイルスの脅威への不安が取り除かれたわけではありません。コロナウイルスが与えている影響は医療・福祉や社会経済、健康、子育て・教育、観光・文化、生き方等、全てにおいて世界規模で重大で、復旧には段階的に時間がかかりそうです。自分で数えた自粛生活、合計84日間。私も今回のコロナ禍において、いくつか予定していたお仕事が延期・キャンセルになりました。しかしながら、後ろばかりを振り向いてもいられないので前向きに、今回は最新のOSにアップグレードを試みました。備忘録も含め、ここで共有したいと思います。


私がMacを使い始めたのは今から約25年前、アップグレードの際はフォントやデータのことで幾度となく痛い目に合ったことから、時間や心に余裕がある際、慎重に行いたい作業になります。ちなみに私は現在、MacBookを使用しており、現在の最新OSであるCatalina(カタリナ)にアップグレードとなります。


1. 互換性を確認する


< システム条件 >

  • 4 GB 以上のメモリ

  • 12.5 GB の空き領域

  • Mac OS X Mavericks以降(OS X Yosemite以前からアップグレードする場合は、最大18.5 GBの空き容量が必要)


私の現在のOS Mojave 10.14.4 画面はコチラ↓

大丈夫そうですね。



2. 自分の大切なデータのバックアップをとる


自分の環境に合っているかのテストも含め、ここ1年以上、お仕事のデータはクラウドに上げています。どの端末からもアクセスが楽にでき、非常に便利ですね。しかしながら、万が一何か問題が発生してデータが消えてしまった、ということにならないよう、定期的に外付けハードディスクにバックアップを取ることをおすすめします。Time Machineでバックアップを取ることもお忘れなく。


3. Catalina 10.15.4をダウンロードする


 から「システム環境設定」→「ソフトウェアアップデート」→「今すぐアップデート」ボタンをクリックしてインストール。



4. Catalina 10.15.4をインストールする


「続ける」をクリック→インストールが完了するまで、画面上の案内に従って進めます。その際、Mac ノートブックコンピュータをお使いの場合は、AC 電源につないでおくことをお忘れなく。



5. インストールできたか確認する


画面左上「  」マーク →「このMacについて」でバージョンがCatalinaになっていることが確認できたら完了です!


詳細については、Appleのサイト「macOS Catalina にアップグレードする方法」をご参照ください。


<注意!> MacOS Catalinaで使えなくなるソフト・アプリがある!?


Catalinaにする際の注意点は、32bitアプリをサポートしなくなる点です。アップグレードされる前に、ご自身で使用されているアプリやプリンタドライバ等が64bit対応かあらかじめ確認しておきましょう。


32bitアプリの見分け方について


1. 画面左上「  」マーク →「このMacについて」→「システムレポート...」を開く



2. 左側「ソフトウェア」下層階の「アプリケーション」をクリック。右側の「64ビット(Intel)」の欄で「いいえ」が非対応となります。Mac OSアプリは自動的に64bitに移行するので心配はありませんが、その他のアプリはアップグレード後に使えなくなる可能性もあります。事前に確認した上でアップデートを行いましょう。



詳細については、Appleのサイト「32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性」 をご参照ください。


OSをアップグレードすることで発生する不具合、またサードパーティやクライアントのソフトのバージョンとの兼ね合いも踏まえ、アップグレードを行う際は、事前の準備を済ませ、できるだけ時間に余裕があるタイミングで実行することをおすすめします。そして、アップグレード中、万が一の事態に備え、しっかりとデータのバックアップを取っておくこと、また、大事な業務などはアップグレード前に済ませておくことが重要といえます。最悪の場合、Mac OSを復元することも可能なので、それも併せて覚えておくと良いでしょう。


余談ですが、今回のCatalina OSから、iPadをサブモニターとして利用する”Sidecar”という新機能も登場し、楽しそうですね。



平和な日常が1日も早く戻りますよう、みなさまのご無事を心からお祈りいたします。




Comments


bottom of page